ポリプ家では昨年3月に娘からの熱い要望と私の爬虫類飼育したい欲が合致して、娘の誕生日プレゼント前借り（娘の誕生日は11月）という形でフトアゴヒゲトカゲをお迎えしました。
早いもので飼育し始めて、一年が経ちました。
改めてこの1年フトアゴを飼育してみて、実際どうだったのか？
これからもしフトアゴヒゲトカゲを飼いたいと思ってる方の参考に、少しでもなればと記事にしたいと思います。
フトアゴ自己紹介
名前 フトアゴちゃん
飼育歴 1年2ヶ月
性別 不明（女の子だと思ってる）
好きなもの フトアゴドライ、バナナ
大好きなもの デュビア
嫌いなもの 小松菜以外の野菜
飼育環境
水槽サイズ 60✕45
バスキングライト、紫外線ライトは7時〜17時設定
保温設備はヒーティングトップで日中28℃設定、夜間26℃設定。
餌は午前中に主に小松菜、午後にフトアゴドライを与えてます。
日中在宅時は窓際で2時間程日光浴を満喫してます。
フトアゴちゃんお迎え
飼育環境は全て揃えた上でフトアゴちゃんをアミーゴでお迎え。
最初は小さなサイズでお迎えするつもりでしたが、娘が世話するので丈夫そうなヤングアダルトの少し育ったフトアゴをお迎えしました。
一人のんびり水槽で暮らしていて、ケガ等もない綺麗なフトアゴだったので、この子に決めました。
お迎えした頃本当にガリガリでした。
お迎え〜1ヶ月まで
翌日から小松菜をあげてみましたが、まぁ食べない。
一応買っといた乾燥コウロギもあげましたが。。。
フトアゴ「食べぬ」
断固として食べないので、切り札として用意していたデュビアを投入。
突如として俊敏なハンターの動きに変わりました。
色々餌買ってきたけど、やっぱり虫でした。
デュビアを追いかける様子は生き生きしていて見ていて楽しいですけどね。
これは寝てる様子です。
首を痛めそうな寝方です。
日光浴の時は本当に大人しく、全然動きません。
2時間程動きません。
お迎えしてからまったく糞をしていなかったので、心配なので風呂に入れてみたりしました。
お迎えから3週間後やっと糞をしました！
水受けの中で脱糞。
この間そのまま脱糞した水受けをかき回したので、フトアゴちゃんも糞まみれ、水槽も糞まみれで掃除が大変でした。
お迎え1ヶ月でガリガリだったフトアゴちゃんもふっくらしました。
体重は91グラムまで大きくなりました。な
飼育開始から3ヶ月まで
脱皮が多くなってきたので、脱皮の皮を剥がしてやるのが楽しみになってました。
気温も暖かくなり、餌もよく食べるようになりました。
野菜嫌いを克服させるために、デュビアを小松菜でサンドしてあげてました。
糞も定期的にするようになりました。
水の中で脱糞するのが好きなのか、基本水受けかお風呂に入れたときに糞してました。
お風呂の時に糞してくれたら片付けがらくですけどね。
水受けでバチャバチャしだすとそれは脱糞サイン。
水受けで脱糞されると、その後必ずかき混ぜてしまって、フトアゴちゃんが糞まみれになってしまうので水受けは撤去することになりました。
飼育2ヶ月が過ぎる頃には140グラムになっていました。
お迎えしたときから1.5倍の大きさですね。
バナナが好きでよく食べてましたので、ちょっと太らせてしまったかもしれません。
ほぼ日光浴を楽しんでます。
以外と網戸は登らない子でした。
お風呂の後はタオルで巻いて、
おくるみフトアゴ
うん、可愛いです。
そして飼育3ヶ月が過ぎる頃の体重は219グラムでした。
飼育開始4ヶ月〜半年
朝方はよくお腹を広げてバスキングライトを浴びています。
我が家では【おせんべいドラゴン】のポーズと呼んでます。
相変わらずバナナとデュビアばかり食べてますが、すくすく育ってます。
バナナばかり食べていたせいか、下痢が続くようになりました。
体重は265グラムを突破。
もう大人トカゲサイズです。
ここから1ヶ月ほどあまり餌を食べず、水槽の隅で寝ている事が多くなりました。
便秘気味になり、一週間に1回ぐらいしか糞をしなくなりました。
部屋んぽ（部屋でさんぽ）をさせるとじっとしてるかと思ったら、いきなり走り出すを繰り返してました。
気が済むまで部屋んぽマラソンをしたあとソファーの下でくつろぐフトアゴちゃん。
フトアゴちゃんの飼育にあんなに反対だった妻もこの頃には、くつろぐフトアゴちゃんの脱皮をピンセットで剥がすのにハマッてました。（妻は素手では触れない）
デュビアしか食べない日々が続くが、体重は316グラムになりました。
飼育半年〜1年
11月になり肌寒くなると、水槽の隅でじっとしてることが多くなりました。
餌もほとんど食べなくなりました。
でも弱ってるみたいな感じはなく、朝は毎日おせんべいドラゴンしてます。
体重は少し減りました290グラム。
成長はほとんど止まった感じですね。
部屋の中も寒い季節なので、日光浴があまりできなくなりましたが、それでも日差しが強い日は短時間でも日光浴させてました。
少しの日差しでもフトアゴちゃんはしっかり黒くなってました。
便秘が続いてたので、週1回くらいはお風呂に入れてました。
湯冷めしないようにしっかりタオルでおくるみしてます。
フトアゴちゃんとクリスマス。
フトアゴちゃんも家族の一員として一緒クリスマスパーティに参加しました。
フトアゴちゃんへのクリスマスプレゼントは一番大きなデュビアでした。
体重は300グラム前後で落ち着いてきました。
寒い時期はホットパネル上からまったく動かな時もありました。
富山県は今年は2月末ぐらいまで雪が降っていたので、しばらく日光浴も出来ませんでした。
フトアゴちゃんの今
最近はデュビアはほとんどあげておらず、小松菜とフトアゴドライを食べてます。
何故かフードは誰かにピンセットから食べさせてもらわないと口にしない甘えん坊になってます。
リオレイアっぽいですよね（笑）
1年フトアゴヒゲトカゲを飼ってみて、
自分の飼いかたは満点の飼育ではないと思いますが、
飼育環境を沢山調べて用意して、娘とペットショップや爬虫類即売会など巡ったりしてやっと見つけたフトアゴちゃん。
妻には爬虫類飼育は猛反対され、「トカゲ買うなら出ていく！」まで言われました。
そんな妻も今は毎日ピンセットでフトアゴちゃんにフードをあげてます（多分妻が一番フトアゴちゃんを見てる）
爬虫類は慣れますが懐きません。
でもそういう所が犬や猫にはない可愛さでもあります。
本当に1年飼った事実だけを伝えて、なにも専門的な事は一切書いてない記事ですが、
一つ言えるのは…
家族みんなフトアゴちゃんが大好きになりました、ということです。
この記事をみて少しでもフトアゴヒゲトカゲを飼いたいと思ってもらえたら、嬉しいです。
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