昨年夏のガサガサで採取したアカハライモリを飼育し始めて早1年。
主に娘が世話をしているので1年も飼育できるとは思ってませんでした。
水換えをサボられた事も沢山あったよ。
今回はアカハライモリを1年飼育した飼育方法を紹介していきたいと思います。
また暑さに弱いとされるイモリは夏をどう乗り切るのかも紹介していきます。
アカハライモリとは?
アカハライモリ
体長 10〜13cm程度
寿命 20〜25年
生息場所 川や水田
あごからお腹にかけて赤色で個体によっては黒い斑模様があったりします。
どこで採取、購入できる?
野生の個体を水田や川などで採取できます。
平野部や都市部ではなかなか採取できそうな場所はないかもしれません。
一部の地域では絶滅危惧種なんて言われてるよ。
そういう場合はペットショップで安価でお迎えすることもできます。
野生の個体を採取する場合は水草の田んぼの水路などをガサガサしてみるといいでしょう。
こんな感じに水草の多い茂みを下からガサガサすると。。。
動きはそこまで早くないので簡単に捕まえられます。
イモリは割と警戒心も薄いので、人の気配がしてもその場でじっとしてます。
気付いたときには網の中でした
飼育に必要な物
【飼育ケージ】
プラケースでOK、30 cmくらいのものでいいです。
3匹くらいまでならこれでOK
脱走防止の為、蓋は必須です。
【水温計】
イモリは暑さに弱いので特に夏は水温計を設置して、水温がすぐわかるようにしておいたほうがいいです。
気温が高い日は必ず水温確認してね!
【陸地になりそうなもの】
流木や水草のイミテーションなど少し水面にイモリが顔出すのに、足場になりそうなものならなんでもいいです。
イモリは両生類ですが、一日のほとんどを水中で過ごすので、陸地にしっかり上がることはあまりないです。
雨の日の夜とかに水面に顔出してたりするよ。
屋外飼育のときはホテイアオイを陸地にしていたときもあります。
【餌】
ミミズ、アカムシ、カメの餌、金魚の餌など割となんでも食べます。
ポリプテルスとかアロワナの餌なんかも食べるよー
ウーパールーパーの餌がサイズも手頃で安価でおすすめです。
飼育方法
餌は一日1回、午前中の涼しい時間にあげてます。
濾過フィルターは設置していないので、2〜3日おきに水を全換水しています。
子供が飼育しているので、水変えしやすいように飼育ケージはコンパクトかつ物をあまり入れないようにしています。
大きい水槽とかは水換え大変だよ
10月〜4月頃の比較的涼しい季節は屋外で飼育して、5月〜9月の気温の高い季節は屋内で飼育しています。
屋外飼育のときは直射日光が当たらないように日陰で飼育しています。
高水温対策
水温20℃くらいが一番活発に活動しています。
涼しい季節は餌も沢山食べてます。
水温が30℃近くまで上がってしまうと、
底でじっとしている事が多くなります。
暑いと食欲もなくなるよ。。。
高水温にならない為に、
・風通しの良いところで飼育する
・直射日光はさける
・夏はできるだけリビングなどクーラーの効いている部屋で飼育する
ということ気をつけています。
冬眠
水温が10℃以下になると餌を食べなくなります。
屋外飼育だと11月くらいには10℃以下にはなってますね。
餌を食べなくなったら、水を綺麗にして後はそっとしておきます。
もう餌は入れないでね、水が汚れちゃうから
屋外では真冬は水面が凍りますので、こまめに水面の氷だけは割っておきます。
4月頃になり水温が上昇してきて、イモリの動きが活発になってきたら冬眠終了で餌をあげ始めてください。
暖かくなっても、急に沢山餌を入れないでね。様子をみて少しずついれてね。
高水温に気をつけて、こまめな水換えさえしていればイモリは基本的は丈夫な生き物です。
寿命も長いので上手に飼うことで20年以上飼うことも可能です。
イモリはよく見ると瞼もあって、愛嬌のある可愛い生き物です。
サイズも小ぶりなのでスペースもそこまで必要としないので両生類飼育初心者におすすめですよ。
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