フトアゴヒゲトカゲを飼育を考えて始めてからまず最初に調べたのが飼育ケージでした。
サイズにもよりますが、爬虫類用の飼育ケージは熱帯魚用の水槽等と比べると割高です。
フトアゴヒゲトカゲを飼育するには最低でも60cm以上のサイズのケージが必要になります。
もうちょっとお安くなりませんか?
そこで考えたのが家に眠っている60✕45フレームレス水槽。
この水槽をフトアゴヒゲトカゲ飼育になんとか使えないか?
でもライトとかヒーターを置いたりするのに蓋が必須だけどどうしよう?
60✕45の水槽に合う蓋が売ってない。。。
じゃあ作るか!
工作の時間だよ!
でDIY初心者が作ったフトアゴ飼育用の水槽蓋がこちら。
今回はこの自作水槽蓋の機能、作成費用等紹介していこうと思います。
材料・工具用意
主に使用した材料と工具は
・木材(カットしやすい細い角棒状のもの)2m✕4本
・釘
・バーベキュー用の網(25✕25)
・蝶番金具 2枚
・補強金具
・木工用ノコギリ
・金槌
全部ホームセンターで揃うよ
自作水槽蓋 機能紹介
自作水槽蓋は木材を釘で組み上げただけのシンプル設計。
2mの木材を切って使ったよ
60✕45フレームレス水槽にしっかり取り付けられるような設計にしてあります。
蓋の裏に内枠を取り付けてあるので、蓋がズレたりしません。
蓋がちゃんと水槽にハマるか心配だったけど、ピッタリで良かった!
前半分は飼育しやすいように、蝶番金具を取り付けて開閉できるようにしました。
開きすぎてライトに干渉しないように、丁度いいとこで止まるようにしました。
開きすぎるとライトにあたるし、閉めづらくなるしね。
自作水槽蓋の後半分はバーベキュー網を取り付けて、紫外線ライト(コンパクトトップ)と保温器具(ヒーティングトップ)が設置できるようにしています。
バーベキュー網は熱に強いから丁度いい。
バスキングライトなどの配線を通すための穴も作ってあります。
後付機能だけど、木材だから加工が簡単だよ
蓋の裏にはライトクリップを取り付けられる仕様にしました。
反対側にはデュビアの虫かごを吊るしてます。
これなら冬場のデュビアの温度管理も一括してできます。
デュビアの虫かごは目隠しされてるから中が見えない。。。
蓋の前面部分にはカーテンを取り付けられるフックを取り付けてあります。
リビングに設置している水槽なので、フトアゴの安眠用に消灯時はカーテンをしてます。
電気が消えたらカーテンしめてね
制作費用 制作期間
材料費は合計2500円くらいでした。
全てホームセンターで揃えました。
寸法の微調整などもしながら2日で仕上がりました。
釘を叩く音が近所迷惑にならないように作業は日中だけ。
自作水槽蓋のメリット
・自分好みにカスタムできる
・設置する飼育器具に合わせた設計にできる
・木材で作っているので後から加工することもできる
・蓋を買うより安く作れる
持ってる飼育器具に合わせた設計だから使いやすいね
自作水槽蓋のデメリット
・設計、材料購入、制作と時間がかかる
・完成品のクオリティは腕次第
・そもそも水槽に蓋をする仕様なので、専用飼育ケージと比べると通気性が悪い
作ってる時間も楽しいけどね!
現在自作水槽蓋を使用して1年経ちますが、使い勝手はとてもいいです。
扉の開閉をしやすいようにしているので、子供でも扱いやすいです。
自作ならではのアレンジも出来て楽しく使用できます。
ぜひ爬虫類の飼育ケージの購入を考えている人は自作水槽蓋+水槽での飼育を検討してみてはいかがでしょうか。
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