9月後半になり秋らしい気温になったので、爬虫類飼育者としては冬に向けた保温環境を整えたい季節になりました。
本格的に冷え込む前に早めの冬支度を!
我が家のフトアゴちゃんの保温器具はバスキングライト、パネルヒーター、ヒーティングトップです。
今回は1年間使用してみたヒーティングトップの使用感をお伝えしたいと思います。
暖突ではなくヒーティングトップを選んだ理由
フトアゴちゃんの保温器具として最初に調べたのは保温球です。
赤外線で空間を暖めてくれる保温器具です。
保温球のメリットはすぐに暖まること。
値段も高くはないのですが。
熱源が剥き出しなので、火傷や水がかかったときに割れる危険があるということ。
バスキングライトでも火傷しそうなときあるしね
水槽内に取り付けるので、ゴチャゴチャすること。
定期的に交換が必要な消耗品。
というのが気になり候補から外れました。
となると次に候補にあがるのは暖突です。
水槽の天井に設置して水槽内の空気を暖める保温器具です。
火傷の心配もなく、消費電力も保温球より少ないエコな保温器具。
ただし水槽内の天井にビスで固定するものなので、自作水槽蓋にしっかり取り付けられるか心配。
自作水槽蓋を作るまえだったしね
というところで最後にでた候補がヒーティングトップでした。
暖突と同様に消費電力が少なく、空気を暖めるタイプの保温器具です。
ヒーティングトップは暖突よりコンパクトで値段も少し安かったです。(暖突の方が安いサイトもありました!)
しかも上に置くだけ設置。
置くだけだから使用しないときはすぐに外したりできるね。
迷いましたが設置がしやすいというとこに一番惹かれてヒーティングトップにしました。
ヒーティングトップ設置
自作水槽蓋を作成する前にヒーティングトップを購入していたので、ヒーティングがすっぽり設置できるように自作水槽蓋を作成しました。
ヒーティングトップを設置場所だけ網になるように設計しています。
ヒーティングトップのコンセントはプログラムサーモに繋ぎます。
日中は28℃、夜間は26℃でヒーティングトップが稼働するように設定しています。
使用感レビュー
使用開始直後は他の方のレビューでもあるように特有のプラスチック臭?みたいな匂いがでます。
まぁでもしばらく使用していれば気にならなくなります。
匂いは最初だけだったよ。
電源が入ってしばらくすると、じんわり暖かい空気が水槽内に降りてきます。
我が家の水槽は高さ45cmなので、フトアゴちゃんのいる地表では正直暖かさはあまり感じられません。
暖かい空気がこないなー
なのでヒーティングトップは水槽全体を暖めるものと割り切って、パネルヒーターを常時入れています。
パネルヒーターと併用で上と下か水槽を暖めてるね。
真冬の早朝はヒーティングトップが稼働していても、20℃近くまで温度が下がっている時もありますが外の室内温度は10℃以下なので保温はしています。
真冬の急激な温度低下はやわらげてくれるね。
+水槽の下には保温アルミを敷いたりして保温効果を少しでも高める工夫はしてたりします。
ちなみに吊り下げ用の穴があるので、
吊り下げて使用することもできるようです。
正し取扱説明書では水槽内での吊り下げ下げはNGと記載されているので、吊り下げる場合は水槽を上から吊り下げて使うようです。
ヒーティングトップの良い点
・コンパクト設計
場所を取らない丁度よい大きさです。
サイズはS・Mから選べます。
S 約幅15.5×奥行き10.0×高さ2.8cm
M 約幅25.6×奥行き16.0×高さ2.8cm
※ちなみに暖突Sサイズは幅19×奥行13×厚さ2.1cm
一番小さいSサイズは暖突より小さいね
・置くだけ簡単設置
網蓋部分に置くだけなので設置は超簡単です。
・メンテナンスが楽
置いてるだけなので掃除したりするときに楽です。(割と本体の溝に埃が溜まる)
・見た目がスッキリしていて目立たない
シンプルな黒だから主張しないね
ヒーティングトップの悪い点
・天井が高い水槽だと熱が下まで届きにくい。(届いてなくてもある程度全体を暖かくしてくれます。)
・埃が溜まりやすい
表面に凸凹の溝に埃が溜まります。
溝の埃が取れにくい。。。
ヒーティングトップだけでは冬の温度管理には不十分ですが、パネルヒーターとの併用で冬を乗り切れました。
何より置くだけなので設置場所を選ばないのが一番いいですね。
爬虫類の冬の保温器具を検討中の方はヒーティングトップおすすめですので、参考にしてもらえればと思います。
水槽周り冬場のコンセント足りない問題に↓
コメント