フトアゴヒゲトカゲの生活にとって重要なバスキングスポット。
バスキングスポットとは変温動物である爬虫類が体温を調節するために飼育ゲージ内で体を暖める場所です。
変温動物は周りの温度とともに体温が変化します。
今回は日光浴が大好きなフトアゴヒゲトカゲが気に入ってくれるバスキングスポット作る為に、
バスキングスポットの温度は?
バスキングライトは近い方がいい?
バスキングストーンは何がおすすめ?
など説明したいと思います😄
バスキングスポットに必要な物
・バスキングライト
フトアゴが体を暖める為の光を照射するライト
触ると暑いので火傷注意
・ライトクリップ
バスキングライトを取り付ける為の物です。クリップタイプやスタンドタイプなど様々な形状があるので飼育ケージにあった物を使用しましょう。
しっかり固定できる形状のものにしよう
・バスキングストーン
シェルター型や天然石など様々ありますので水槽レイアウトに合ったもので、フトアゴが登りやすいのものにしましょう。
オシャレがいいのか、コスパ重視か色々あるね
・プログラムサーモ
温度・時間による電源を一括して管理してくれるスグレモノ。
点灯・消灯時間を設定して接続しておけば不在時も決まった時間でライトの点灯・消灯してくれます。
温度管理によるヒーターの電源管理もやってくれます。
これ1台で飼育管理がかなり楽になるね
バスキングライトの選び方
バスキングライトを選ぶ基準としてワット数があります。
ワット数が高いと照射される光が強く、温度も高くなります。
・サングロータイトビーム 50W
ライトからの距離20cmで32℃
・サングロータイトビーム 75W
ライトからの距離20cmで36℃
フトアゴに近い距離でライトを設置できるならワット数は小さくてもしっかり暖まりますが、遠い距離でしかライトをつけれないならワット数の高いライトが必要になります。
冬場は温度が上がりにくいので季節によって、ライトのワット数を変えるのも一つです。
冬場はライトをかなり近づけないと暖かくないよ
バスキングライトを設置する場所や温度に適したワット数のライトを選ぶようにしましょう。
バスキングストーンの選び方
フトアゴがバスキングをするためのバスキングストーン。
バスキングストーンの条件は
・熱を吸収しやすく保温性が高い
・安定していてグラつかない
・できるだけ平らでフトアゴがしっかりお腹を暖められる形状
お腹をベターっとつけれるのがいい!
バスキングストーンも様々な種類があります。
・天然石
様々な色形からバスキングに適したものを探せます。リアルで自然なレイアウトを目指すなら天然石がいいですね。
一点もののお気に入りを探そう!
・シェルター型
シェルター兼バスキングストーンなので高さがあるのでライトまでの距離を近く保てます。
シェルターをケージ内に設置したいと思っているならおすすめです。
シェルター大好きフトアゴもいます!
・レンガ
もっとも安価に用意できるバスキングストーン。
見た目を気にしないなら平らでフトアゴがバスキングしやすく、ホームセンターで100円程で手に入る。
崩れやすいものもあるので注意が必要。
必要最低限だけどコスパ最強
バスキングスポットの温度
バスキングスポットの温度は35〜40℃を保つようにしましょう。
バスキングスポット以外は25〜30℃ぐらいにしてケージ内で温度が高い場所と低い場所をつくることで、フトアゴが場所を移動して体温調節をできるようにします。
暖かいとこと涼しいとこを行ったり来たりです
バスキングスポットの温度が上がりにくいときはバスキングライトを近づけたり、ワット数の高いライトにして調節しましょう。
バスキングはフトアゴヒゲトカゲにとって大事なルーティンなので、フトアゴヒゲトカゲが気持ちよくバスキングスポットを作って上げましょう😄
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