亀は外飼いで大丈夫?冬はヒーターいるの?夏は暑くない?水換えは?カラスが心配!?外飼い草亀の春夏秋冬とは?

クサガメ

我が家の外飼い歴20年以上の草亀の亀吉。(途中屋内期間もありました)

雨の日も風の日も猛暑の日も365日外飼いです。

365日自然の風を浴びてます

外飼いは春夏秋冬で大きく環境が変わります。

冬はヒーターいるのか?

夏は水温が心配?

水換えどれくらい?

カラスが怖い!?

今回はそんな草亀の外飼いでの季節ごとの飼育方法や環境変化を説明していきたいと思います。

心配しなくても外は怖くないよ

外飼いの春

3月、少しずつ日中の気温が上がり始めます。

冬眠から覚めた亀吉が少しずつ動き出します。

この季節はまず最初に水換えです。

気温が上がり始めると外飼いだと、水槽内で蚊が繁殖します。

飼育水をよく見ると糸みたいな蚊の幼虫が沢山います。

ボウフラ(蚊の幼虫)だね。

しっかり水換えして駆除しよう

しっかり水換えをして蚊の幼虫が繁殖しないようにするのが、亀吉が冬眠から覚める時期に最初にやることですね。

更に気温が上がると天気のいい日に亀吉が日光浴に陸に登ってきたりします。

久しぶりに見る動いている亀吉の姿に嬉しくなり、さっそく餌を上げたくなりますが。。。

ここは我慢してまだ餌は上げません。

まだ3月の気温では餌をあげてもほとんど食べません。

まだ本調子じゃないからね

水を汚してしまうだけなので、餌はあげません。

4月中旬にもなると気温の上昇とともに餌を欲しがってくるので、毎日餌あげを再開します。

冬眠開けでお腹減ってる!

餌くれの主張がスゴいです

春から秋にかけては家の周りにカラスが結構いますが、ベランダにいる亀が襲われるということはありませんでした。

もちろん水槽には網の蓋をしっかりしています。

亀にはあまり興味ないのかも

外飼いの夏

毎朝人の気配を感じるとバタバタと激しく餌を欲しがります。

日中はギラギラと照りつける太陽を背に毎日陸地で日光浴をしています。

日中はほとんど日光浴してたりします

日中はかなり日差しがあるベランダに水槽を設置しているので、多分水温はかなり高いと思います。

しかし高水温はまったく気にしていないようでした。

夏バテとかはまったくないです

水が暑いときは自分で陸地あがる事ができるからかもしれませんね。

夏の亀吉は毎日餌食べて糞するのでガンガン水汚れるので、基本3日に1回全量水換えしてました。

毎日水は沢山汚すので、水換え宜しく!

外飼いの秋

10月中旬ぐらいまでは基本的には夏と飼育方法は変わりません。

もりもり食べさせて、頻繁に水換えの流れです。

夏と同じルーティンだね

ザリガニを暴食する草亀

秋も水替えを怠ると、外飼いは虫が発生しやすいので注意です。

ここでもボウフラ注意!

気温が下がってくると餌をあまり欲しがらなくなります。

極端に食欲が細くなったと感じたら、冬眠の合図です。

眠くなってきた。。。冬眠が近い。。。

しっかり水替えして水量を多めにして、後は静かに見守るだけです。

ヒーターはいりません。

外飼いなら自然な水温低下に任せます。

外飼いの冬

11月末に入ると亀本格的な冬眠に入ります。

こうなるともう静かにしてやるだけです。

野生の亀は冬眠時は土に潜りますが、飼育化では静かにしておくだけです。

北陸地方では12月〜1月は最低気温は−3 ℃くらいまで下る日もあります。

雪が降る日は水面が氷るので、その都度表面の氷を割ってあげます。

水面が氷ってると息したくてもできないからね!

3月くらいまではこのままです。

2月、3月でたまに日差しが暖かい日には亀も冬眠からたまに起きているときもあります。

ですが餌をあげたりしません。

冬場は気になる気持ちはありますが、そっとしておくことが大事です。

構いたくなるだろうけど、我慢してね

冬眠中の草亀

以上が草亀の外飼いの季節毎の飼育方法です。

もともと野生採取の草亀ですので、外飼いに関しては水換えさえしていれば特に気を遣うことはありません。

もともと外で生きてましたし

外飼いのメリット

・基本水温管理は自然任せなので気にしなくていい(ただし、水量は多めに)

夏は水温があがると水がどんどん蒸発するし、水量が多いほうが水温変化も緩やかになるよ。

・日光浴を十分に行える(日差しが入るようにする)

・冬眠を行える。

冬眠を行ったほうが草亀は長生きすると言われています。

外飼いのデメリット

・ボウフラ等の虫が湧く

蚊の幼虫ですね。こまめな水換えが重要です。

外飼いの最大の敵はボウフラだね

・水槽にコケが大量に発生する。

日差しをモロに浴びるのでコケがぐんぐん育ちます。これもこまめな水換えとコケ掃除が重要です。

外飼いは季節に応じた自然に近い草亀の姿を観察できて、室内飼いとはまた違った楽しみがあります。

自然に近い姿のワイルドな僕をみてね

特に夏の太陽をガンガンに浴びて日光浴する姿をはとても気持ちよさそうです。

ベランダでも草亀の外飼いはできますので、草亀の飼育場所を悩んでる方の参考になれば嬉しいです。

コメント

  1. プリ山 より:

    こんちわ、クサガメを45年ほど飼ってます。こんなに長生きするとは思いませんでした。今年の冬は様子見ながら冬眠させてみたいと思います。今まで亀ヒーターで温めてましたが、やつは元気ですので大丈夫かな?

    • イチマ イチマ より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。
      45年はすごいですね!
      うちの子は20年くらいなのでぜひ40年50年と長生きして欲しいです。
      普段ヒーターを使われているなら、秋口から屋外でヒーター無しで水温変化にならしておくほうがいいかもしれませんね。
      水温が低くなると徐々に餌も食べなくなるので、
      10月末くらいからは水量を多くして餌は与えずに、
      春までそっとしておく感じでいつも冬眠させています。
      水が深く凍るほどの寒冷地では冬眠は期間かもしれませんが、表面が凍るくらいなら大丈夫でしたよ。
      暖かくなるとまた元気に餌を欲しがってくれます。

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