我が家の90cm水槽の住民は現在ポリプテルス4匹、シルバーアロワナ1匹、オスカー1匹です。
はい、普通に過密水槽です。
みんな体も大きいから狭いねー
できれば120cm以上の水槽を用意したいのですが。。。
賃貸かつ転勤族なので、色々なこと考えると90cm水槽が限界サイズです。
引っ越しでの水槽の移設はめっちゃ大変だよ
魚たちには息苦しい思いをさせているのは重々承知の上で、只今過密水槽稼働3年目です。
そんな我が家の過密水槽ですが、もちろん色んなトラブルを経て現在は多少安定して維持稼働しています。
今は多少平和な90cm水槽
そこで今回は過密水槽を維持するためのコツというか日々気をつけていることをお伝えしたいと思います。
そもそも過密水槽っどれくらいから?
適正な魚の飼育数というのが、
水量1Lにつき体長1cmの魚を1匹
というのが目安としてあるそうです。
この方程式はテトラとか小さい魚にあてはめるものだから、大型魚だと体高もあるからもっと厳しめになるかも。。。
ちなみに90cm水槽の水量は150㍑です。
現在の90cm水槽の住民は
シルバーアロワナ 50cm
ポリプテルスエンドリケリー 45cm
ポリプテルストゥジェルシー 35cm
ポリプテルスオルナティピンニス 35cm
ポリプテルスウィークシー 20cm
オスカー 25cm
全部合わせて210cm。
つまり210㍑以上の水槽が必要。
って言うことはやっぱり120cm水槽(220㍑)以上が必要って事です。
わかってたけど、やっぱり理論上でも過密水槽だよね。
あくまで一つの目安ですが、計算上でもやはり過密水槽であることがわかります。
過密水槽維持 餌やり
いきなり結論ですが。。。
過密水槽維持のためには餌やり頻度を減らす一番重要です。
当たり前ですが、過密水槽って本当にすぐ水が汚れます。
水質がすぐ悪くなります。
原因は餌の食べ残しや糞です。
いっぱい餌食べれば、いっぱいウンコするし。
水質悪化のサインとしてわかりやすいのが魚の粘膜異常です。
ポリプテルスなんかは水質悪化に非常に強いので、ちょっとやそっとじゃビクともしませんが。
アロワナとかは割とデリケートに水質に反応して、頭に白い粘膜をつけたりしてます。
頭以外にも粘膜剥がれてるときもあるよね。
水質を悪化させないためには、
餌の回数もしくは量を減らすのが
一番効果的です。
「そんなこと言われても餌やり楽しいし。。。」
そうですよね、毎日餌あげたいですよね。
でも魚は一日二日餌を与えなくてもピンピンしてます。
少し餌を少なくしたくらいで、痩せたりはしないよ。
むしろ餌を与え過ぎで体調を壊すことのほうが多いです。
現在我が家の90cm水槽の餌やり頻度は3日に1回ですが、毎日餌やりの時と比べて食いつきが非常に良くなり、食べ残しもほぼ無いです。
餌やり頻度についての詳しい説明はこちら読んでいただければと思います。
餌やりの頻度を変える事で糞の量も減るので、水質が悪化しにくくなります。
シンプルですがこれがいちばん過密水槽を維持するうえで一番大事だと思います。
過密水槽維持 水換え
水換えについては餌やり頻度を少なくしていれば、そこまで頻繁にしなくても大丈夫です。
っというか水槽水の調子がいいときは、あまり水換えはしないほうがいいてです。
むしろ頻繁に水換えすることで、水質が急激に変わってしまって粘膜異常が。。。
ってこともあります。(っいうか実際よくありました)
水の調子がいいときの水換えは底砂の汚れをとるぐらいだけ。
我が家の90cm水槽は現在2週間に1回の水換えを行っています。
ただし粘膜異常がでてるときや、
食べ残しや糞がなかなか分解されずに残っているときなどは、
気付いたときに水換えを行っています。
水の調子が悪い時はいつもよりしっかり換水するよ。
水換えは日々のメンテナンスのほかに水槽の水の調子が下がっているときの応急処置として、餌やりの次に重要です。
過密水槽維持 エアレーション
過密水槽におけるエアレーションの役割は、
酸欠状態を防ぐ為、
水槽内の水を循環させる為、
なのでこれもまた重要です。
ポリプテルスは酸欠には強いけど、アロワナとかは酸欠に弱いからね。
ちなみに上部フィルターなら水を濾過するときに酸素を取り入れられるので、
上部フィルターとエアレーションを併用することでダブルで効果が得られます。
上部フィルターは外部フィルターなどにくらべて、水が空気に触れやすいから酸素が多く取り込まれるよ。
上部フィルターもまた過密水槽水槽の頼もしいお供ですので、詳しくはこちらを読んでいただければと思います。
まとめ
過密水槽を維持するコツは、
・餌の頻繁を減らす
・水換え頻繁にしすぎない、水の調子が良いときには水換えはしない。
・上部フィルターとエアレーションダブルで使えば酸欠の心配はなし、エアレーションでも水は循環するので、水質維持としても効果的。
テクニックやコツというより、基本的なことをしっかりする感じだね。
色々書きましたが、用意できるならワンサイズ大きい水槽でたっぷり水量で飼育してあげるのかもちろん一番いいです。
いつかは大きい水槽にしてほしい!
でも何らかの理由で過密水槽にしてしまっている方は、少しでも参考にしていただければ嬉しいです。
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