今回は我が家で一番の暴れん坊で手当り次第に喧嘩をふっかけるスタイルのトラブルメーカー
オスカーのクロちゃんにスポットを当てた飼育レポートです。
オスカー(アストロノータス)とは
体長 30〜40cm程度
飼育水槽 60✕45→90✕45
濾過タイプ 上部フィルター
餌 カーニバル、クレストボトムス(ポリプ分横取り)、ザリガニ
成長速度 早い
特徴 ポリプ家のオスカーはルビーレッドで赤色が大きく鮮やかなオスカーです。
アルビノタイプ等もいます。
性格は人慣れしやすいですが、攻撃的な面もあります。
水質にはあまりうるさくなく、餌もなんでももりもり食べるので飼育もしやすいです。
飼育レポート
ポリプテルスで水槽の底面が埋まってくると、やはり中層を泳ぐ魚が欲しくなるもので、ポリプテルスと混泳される事が多いときくオスカーが気になりだし、
チャーム(通販)でアルビノオスカーとともに購入。一匹3000円くらいでした。
箱を開けて梱包を開けると。。。
横になってる!
死着か?これが死着なのか?
袋のままの姿を急いで写真を取っておきました。
ゆっくり袋を開けて水合わせを開始
大丈夫でした、生きてました。
調べてみるとオスカーはよく横になって寝たりするそうです。
体調に問題なく、水合わせ終了後から
いきなりメインタンクですが、臆することなく泳ぎまくってました。
アルビノの方が少し体が小さくて、性格もおとなしい感じです。
クロちゃんとシロちゃん(アルビノ)と命名しました。
翌日から餌もあげました。
餌食いはとてもよく、カーニバルをつまんで水面に持っていくだけでジャンプして食いついてきます。
というか、指ごと食べられます。
カーニバルごと指に噛み付いてきます。
サイズが小さいので、特に痛くはないですが。
餌やりの様子が楽しそうに見えのか、娘が餌やりをやりたいと言うのでやらしてみると。。。
指に噛みつかれて、怖くなったのかそれ以来娘はオスカーの餌やりはしなくなりました。
餌もよく食べてすくすく成長するのですが、シロちゃんの方があまり大きくならずクロちゃんとどんどん体格差がでてきました。
ちょくちょく喧嘩する様子もあったので、注意して様子を見るようにしました。
大きなケガでは無いですが、シロちゃんが小傷を作る事もしばしばありました。
ですが日に日にクロちゃんの攻撃的な面が強くなり、シロちゃんは完全にビビって餌を食べに来なくなってしまったので、シロちゃんは隔離飼育をすることになりました。
飼育1年が過ぎる頃には、体長20cm程度くらいになりました。
荒々しい性格はそのままに大きくなりました。
シロちゃんは隔離飼育後も餌を食べず、衰弱して亡くなってしまいました。
オスカーの多頭飼育が難しいことを痛感させられました。。。
流石にこの大きさになったクロちゃんには手から餌はあげてません。
そこそこ歯も鋭いので、水換えのときに噛みつかれて少し血が出た事もありました。
同居のシルバーアロワナが小さかった頃は、凶暴すぎるクロちゃんをセパレータで隔離していた時もありました。
大きくなったシルバーアロワナと無関心なポリプテルスとの同居生活で少しは性格も落ち着いてきました。
爆食具合は成長とともに磨きがかかり、
ザリガニを餌にした時は5cm程度のザリガニを8匹以上たべてました。
ポリプテルスの用の底餌も容赦なく横取っていくスタイルです。
またオスカーは食べ方非常用汚いです。
一度餌を口いっぱいに頬張り、咀嚼したあとで食べきれない餌を吐き出す行為をします。
クロちゃんが吐き出した餌が水質悪化につながる事もよくありました。
それでも人影をみると、すぐさま餌を欲しがる姿は可愛いです。
飼育3年でクロちゃんの性格も多少大人しくなりました。
とはいえシルバーアロワナにはよく喧嘩を売ってますが。
体長は25cm程度になり、体高も10cm以上になりガッチリ体型になりました。
オスカー こんな人におすすめ
・ある程度のサイズ感のある魚を飼いたい
・餌やりが楽しい魚が飼いたい
・人に慣れる魚が飼いたい
こんな人にオスカーはおすすめです。
性格は攻撃的な面があるので、単独で飼うのが一番かもしれません。
混泳させるならポリプテルスやある程度サイズが大きいアロワナがいいと思います。
それでも攻撃されてないか、注意は必要ですが。。。
同種での混泳はやめたほうがいいと思います。
オスカーのネガティブな面も沢山語りましたが
結論は。。。
クセは強いけど、可愛い!
いい意味で可愛い、手がかかるところが愛おしく感じるのかもしれません。
ぜひ飼育してこの魅力を色んな人に感じて欲しいなと思える魚です。
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